Happy Life

笑顔で前向きに過ごすための気づきや情報・日々の思いを書いていきます。

クラスターになったこと。

みなさん、こんにちは(^ ^)

 

前回のブログでも書いたのですが、先日、わたしのいる職場で新型コロナウイルスによるクラスターが発生しました。

 

あれから感染した方の症状も治まってきて、感染した方の隔離も解除になってきています。

 

クラスターが出たころは、次々に感染する方がいる状況から自分も感染してしまうのではないか、

それをまわりの人にうつしてしまうのではないか、

感染対策による隔離空間を作ったり、防護服脱着のストレス、状態が悪化する方の対応、スタッフの感染による人手不足などがあり、

スタッフ一人ひとりの体力的負担、精神的負担が大きかったように思います。

 

今回のクラスターで、スタッフは18名感染しました(>_<)

入所されている方は、90名中、60名近くの方が感染し、7名の方が状態悪化し、入院となりました。

 

医療現場も逼迫している状況から、少しでも状態が安定したということで、施設に戻ってこられた方がいましたが、1日もたたずに状態が悪化し、命を落とされた方もいました。

でもその方は、脳腫瘍があり、今年の春の彼岸までもつか分からないでしょうと、余命宣告を受けられていた方でした。

 

コロナウイルスにかからなければもう少し命がもったのかもしれないという思いもないとは言えないですが、余命宣告から半年以上、ご家族の方も覚悟を決められてから、命をつなぐことができていたことはよかったのかもしれないと思います。

大半の方は程度の差はありますが、軽い症状ではありました。

 

しかし、症状が治っても、10日間は隔離をしなければならず、また陽性にならなくても濃厚接触であれば隔離をしなければならず、

入浴もできない状況で、そうとはいってもコロナ禍は、入所されている方のケアも満足にできず、入所されている方の姿を見るたびに、何かできればという気持ちと何もケアできない自分に葛藤もありました。

入所されている方が少しでも安心できるようにと、言葉がけをすることで自分の葛藤を落ち着かせていたような気がします。

 

基礎疾患のある方、特にもともと体力の落ちている方にとっては重症化リスクがあり怖いものだと思いました。

 

(スタッフも、1日熱が出ただけであとは何もない方もいれば、高熱が何日か続いたり、呼吸苦や味覚障害などの後遺症がある方もおられ、人により症状の出方は本当にさまざまなようでした。)

 

濃厚接触者や症状が軽い方にとっては、狭い居室に約10日の隔離生活を強いられ、精神的苦痛がかなりのものだっただろうと思います。

 

また、ADL(日常生活動作)が下がってしまった方もおられました。

 

これから、その落ちてしまったADLがもとに戻るだろうか。

ご高齢の方は一度落ちてしまうと自らの意欲や援助者側の積極的な介入がない限りは、そのままになってしまうのだろうと、またそこに考えさせられるものがありました。

 

もとは、スタッフが施設に持ち込んだこと、また感染力が強く、早急で適切な感染対策ができなかったことで、感染が広がったのだと思います。

 

そこには、今後の施設全体の課題にはなると思いますが。。。

 

施設でコロナウイルス感染者が出て、唯一陽性だったスタッフの人が責任を感じて退職しました。

 

その人は責任を感じやすい方で、自分を厳しい境地に追いやることで気持ちをどこか安定させているような方でした。

 

そんな人が、今回のクラスターで責任を感じて退職し、さらに自分に厳しくしないだろうかと、その人の心境を勝手に想像し、どうかあまり自分を責めないでほしいなとも思ってしまいます。


「このコロナウイルスってなんだろう?」

 

と思いました。

 

わたしは、目に見えないところの世界にも興味があり、youtubuなどでコロナウイルスを別視点でとらえた情報を見るなかで、どこかこのコロナ禍を俯瞰してみているところがありました。

 

これは自分にも関係のあることで、この現実を見せられている意味はなんだろう?と。

 

それはウイルス感染によって起きたこと。

ただその意味より深いところにある、内面にある意味を見つけることが、わたしにとって大事なことのような気がします。

今回の状況でコロナには感染しませんでしたが、自分のカラダの中に違和感を持ちました。

 

心とカラダはつながっていて、それをカラダを通して伝わってきているのだろうかと思いました。

そして、自分の知らず知らずにあった考え方に気づき、そこと向き合い、あらためることが大切なのだろうと思いました。

 

そういったことを信じていない方からすると、あまりご興味がないかもしれませんが、また書ける機会があれば書いてみたいなと思います(^_^)

 

わたしにとっても、おそらく他のスタッフや入所されている方にとっても、いろんな心の中が表出された今回のクラスターだったなと思います。

 

何はともあれ、日々健康に、心地よく過ごしていきたいなとあらためて思いました(^.^)

 

では、今回も読んでいただきありがとうございました(^-^)