みなさん、こんにちは(^ ^)
今回は心理カウンセリングについて考えたことです。
今までカウンセリングを受けてきた自分の経験談や一個人の考えとして、こんな考え方があるのだと見てくれるだけでも嬉しいですし、どこかみなさんの参考にもなればいいなと思い、書きました。
カウンセリングって?
みなさんは、カウンセリングというとどんなイメージを持ちますか?
またカウンセリングを受けたことはありますか?
わたしが感じていたカウンセリングとは、自分では対処しきれない悩みに遭遇したときに、カウンセラーの方に相談し、アドバイスをもらうことなのかなと思っていました。
アドバイスをもらうこともありますが、カウンセリングの目的は、相談者がカウンセラーに自分自身を語ることによって、抱える問題を掘り下げ、解決につながる気づきを探していくことにあるようです。
そして新たな気づきや自己肯定感を得たり、とらわれていた考えから開放されたりするなど、自己受容あるいは自己変容していくものであるようです。
カウンセリングを受けたことがない頃は、カウンセリングに行くということは、本当に抱えきれない深刻な悩みがあって、どん底に落ちてしまっているような方が行くというイメージがあって、自分がカウンセリングに行くという選択肢はなかったと思います。
何度か壁に当たって悩んだり、ストレスで病気になり入院したこともありますが、そもそも「カウンセリング」という言葉すら出てこなかったと思います。
カウンセリングを受けたきっかけ
わたしが初めてカウンセラーの方と「カウンセリング」をしたのは、数年前の看護学校に行っている時です。その中で実習で行き詰まり、精神的にも不安定になっていました。
自分のダメなところが洗いざらいになる感じで、穴があったら入りたい、すぐにでも逃げ出したいと思っていました。
精神的に不安定であるし、人間関係もうまく築けないしで、結構しんどくなっていました。
そこで、わたしは勇気を出して「カウンセリングに行ってみよう」と初めて思いました。
でもそれは事前にカウンセリングを身近に感じることができていたというのがありました。
身近に感じていた理由は、学校で精神看護について学んだ際、臨床心理士さんが講師としてきており、心理学やさまざまカウンセリングの事例を聞き、そこでカウンセリングというものを身近に感じました。
わたしは場面緘黙症という過去があったことによる生きづらさを抱えてもいたし、わたしもカウンセリングを受けてみたいなという気持ちを持ちました。
そして、勇気を出して行ったカウンセリングには3回ほど通ったと思います。
またさらに、学校でカウンセリングをしており、実習で精神的に不安定になっていた様子を見てか、先生からカウンセリングを受けてはどうかと勧められ、学校でもカウンセリングを3回ほど受けました(*^^*)
その時期にしたカウンセリングでは、自分の思いをすべて出せた訳ではありませんが、自分の思いを少しでも話せたことは気持ちを少しばかり整理することができたかなと思います。
でも根本の自分の悩みを解決出来ていたわけではないので、消化しきれないままカウンセリングには行かなくなりました。
でもそこからは自己肯定感を上げるためのきっかけとなった出来事もあり、またいろんな本を読み、いろんな考え方を学んでいく中で、過去のこともプラスにとらえることができるようになりました。
親との関係性も、ある本がきっかけでいいように考えられるようになり、自分らしさを大切に前向きに考えることができるようになってきました。
そんな折、わたしはヒプノセラピー(催眠療法)というものを知り、受けたいと思いました。
名前だけ聞くと、なんだか怪しい療法だと思われる方もいるかもしれませんが、怪しいものではなく、有効な治療法の一つとして認められているものであるようです。
催眠状態は潜在意識に働きかけやすいと言われています。その状態の中で、心の習慣や癖の改善、悩みの解消、性格や自己イメージの改善、能力開発、対人関係の改善、ストレスや痛みのコントロール、自己変革、自己探求などを行うのがヒプノセラピーです。
それを一回体験したいなと軽く思って行ったことが、カウンセリングも同時に行うことで、自分の生きづらさ、親との関係性のわだかまりもまだまだ見えてきて、そのカウンセリングルームへは何回も通ったと思います。
そこで経験したヒプノセラピー自体は、過去に働きかけるというより、未来にポジティブな思考をもたせるといった方法でした。
ヒプノセラピーも対象者や目的により、さまざまなのかもしれません。
そしてそこにはもう行かないようになっていましたが、今年5月ぐらいから普段している仕事とは別の新しい仕事において精神的にしんどくなり、ブログでも何度か書いたようにまた別のカウンセリングルームに行くようになりました。
今はそのしんどさは解消され、ストレスを抱えているわけではありませんが、自分と向き合うためにカウンセリングを受けています。
対話を通じて、自分の深層心理を知り、気づかなかった自分、昔にあったけど抑圧されていた自分など、いろんな自分を見つけることができればいいなと思っています。
そこでは対話がメインですが、箱庭療法という砂の入った箱の中に、人や動植物や建物など様々なミニチュアを置き、自分を表現する療法もされており、それも行いました。
箱庭療法は、わたしは子供の頃にも一度だけしたことがありますが、
箱庭療法は、自分の無意識の部分に気づくことができるので結構面白いです(^ ^)
これは健全な心の方がされても面白いと思います。
箱の中に自分がどんな世界観を作るのか、作り上げる過程も面白いですし、出来上がった世界観に自分が表現されていて、新たな自分に気づくこともあります。
情報で調べると箱庭療法の体験をしているところが結構あるので、自分の無意識が知りたい方、純粋に砂を触り、楽しみたい方もぜひしてみて下さい(^o^)
(これは写真素材サイトからとったものです)
わたしは自己探求オタクかというぐらい、自分と向き合っていますが、それだけ幼少期から自分を抑圧して自分を表現してこなかったからこそ、知りたい願望が強いのかもしれません(^。^)
こうやって自分と向き合い、自分を知れるようになっていくのも、自分一人で知っていくだけではわからない部分もあると思いました。
人を通じて、人と対話して自分がわかることがあり、カウンセラーの方の存在はありがたいなと思います。
カウンセリングの存在
カウンセリングを受けるまでのわたしは、カウンセリングを受けることは自分とはどこかかけ離れた認識であり、悩んでストレスを抱えていてもカウンセリングを受けるという選択肢はありませんでした。
自分で対処していくことで乗り切ってきた部分もたくさんあります。
でも、もっと早くカウンセリングが身近なところにあると思えたら、人に相談することで、そんなにしんどい思いをすることもなかったのかなとも思います。
世の中には、悩みから乗り切れない方もたくさんいると思います。
悩みを周りの人たちに話せるといいと思いますが、周りの人たちもありのままを受け入れてくれる人たちばかりとは限りません。
もし、自分の話を受け入れてくれないと、自分を抑えこんでしまい話せなくなってしまいます。
体の不調を積み重ねると病気になるように、心の我慢を積み重ねると、自分らしさがなくなります。
そして、それが心の病気につながります。
自分を抑え込むのではなく、ありのままを話していいんだと思えると、自分らしく、前を向けることができるのではないかと思います。
悩みがあるのに周りの人にありのままを話せる人がいない場合などカウンセリングはおすすめできると思います。
カウンセリングはありのままを話していい場所だと思っています。
悩みが100%解決できるかどうかは分かりません。
でも、カウンセリングで自分が話したこと、カウンセラーの方の言葉は何かしらの気づきにつながりました。
それが、自分にとってマイナスととらえられるようなこともありましたが、後から考えると自分の気づきとなり、プラスに変えることができました。
わたしは自己受容・自己変容が生きづらい人生から変えてくれたと思います。
それはカウンセリングを受けたことによる気づきも大きいです。
こうした経験からカウンセリングという場所があるということ、もっと気楽に利用していいのだという認識をもつ人が増えることで、少しでも気持ちが楽になれる人が増えるといいなと思います。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。