みなさん、こんにちは(^ ^)
「青い鳥」というモーリス・メーテルリンクが書いた童話をご存知でしょうか?
知っておられる方も多いと思います。
このお話から得られるおもな教訓は、いろんな見方があるとは思いますが「幸せは身近にある」ということらしいです。
今回は、そのことについて考えた内容です(^-^)
青い鳥
この「青い鳥」のあらすじを簡単にいうと、
貧しい木こりの子供であるチルチルとミチルの兄妹が、クリスマス・イブの夢の中で老婆の姿をした妖精に頼まれ、彼女の病気の娘のために、幸せの青い鳥を探しにいきました。
ふたりは青い鳥を探して思い出の国、夜の御殿、森、幸福の花園、墓地、未来の王国などを冒険します。
結局、青い鳥をつかまえることができずに帰ってきましたが、二人が夢から覚めると、部屋のとりかごの中に青い鳥がいたことに気づきました。
というようなお話です。
幸せはどこにある?
この「青い鳥」が語源となった「青い鳥症候群」という言葉があるようです。
これは、理想と現実とのギャップに不満を感じるあまり、理想を求めて次々に新しいものを求めようとする傾向のことを言うようです。
例えば、付き合っている人がいても、もっといい人がいるのではと思って特定の人が見つけられなかったり、今よりもっと自分に合うところがあるのではないかと思い、転職を繰り返したり・・・
今の現状を認められず、もっといいところ、合うところがあるのでは?と思い、探し求めてしまうのです。
調べたところによると「青い鳥症候群」は自己肯定感が低かったり、完璧主義者であったり、他人と比較したりする心理が影響しているようです。また、若い世代に多い傾向があるようです。
わたしも20代の頃は職場をいくつか変わっています(;▽;)その理由も物足りなさや合わない部分に焦点を当ててしまい、自分の合うところを求めていたような気がします。
でも、結局どこにいっても満足できなかったなと。
これが「青い鳥症候群」というものなのかはわからないですが、完璧主義が強かったり、他人と比較することも強かったり、自己肯定感も低かった時期でもありますし、もしかしたらそうだったのかもしれませんね(*^o^*)
今を認めると幸せがみつかる
自分自身、自分の今いる状況を認めることが、幸せに気づくことにつながるのかなと思います。
どんな状況でも、自分を認めることが大切なのです。
自分を認めることができていないと、結局どこにいっても認めることはできません。完璧主義や他人と比較する心理が強いことや自己肯定感が低いことは、心から満たされる感覚がもてないのかもしれません。
完璧を追い求めるとキリがないのだろうと思います。
仮にあることを完璧にできたとしても、それがずっと続けられるかというと難しいと思いますし、また別の完璧にしたいと思うことが出てきたりします。
また、完璧主義や他人と比較することは、自分に否定的な感情を持ってしまっているのではないかと思うのです。
自分やその状況に否定的な感情を持つのではなく、肯定的にとらえることがたくさんの学びに気づくことや幸せを感じることにつながるのではないかと思います。
不思議なもので自分を認めることができると、過去のことも「学び」ととらえられ、認められるものだと思います。
そして、その時には見えなかった過去にたくさんの幸せがあったのだと思うことができることもあります。
そう思うと「青い鳥症候群」というものは、その時の学びは得られていなくても、後から自分を認めることによって、学びとしてとらえることができるので悪いことではないのかなという気もします(*^o^*)
もちろん、その時に充足感を感じて、学びを得ることが得られるものは大きいとは思いますが(*^^*)
幸せはずっとある?
人生を歩んでいくと、また違った状況になる時があります。
それは自分が意識して選択した道もあれば、自然とその状況になることもあると思います。
自分自身や自分を取り巻いている環境、まわりの人たちは日々刻々と変化しています。
そこでもし「幸せ」を見失ったとしても、その状況を見つめ、認めるとまた「幸せ」はそこに見つかるのではないかと思っています。
この「青い鳥」のお話が教えてくれているように、身近すぎて見えないこともあると思いますが、どんな形であれ「幸せ」はそこにあるのだろうと。
その考えをずっと持ち続け、これからもたくさんの「幸せ」を見つけていきたいなと思いました。
みなさんも身近にある「幸せ」をたくさん見つけてみてください(o^^o)
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。