みなさん、こんにちは(^ ^)
私たちは「自分以外の誰かのために何かをすることで幸せを感じることができる」と言われています。
誰かのために何かをすることで幸福感が得られ、それを繰り返すことでも日々、幸せを感じる人生を送ることができるのでしょう。
今回は、「人の幸せのためにできること」として知り得たことがあったので、そのことを書いていきたいと思います。
幸せのためにできること
読んでいた本の中で「無財の七施」という言葉がありました。
これは仏教の教えのようですが、「たとえお金やものがなくても、日常生活において誰でもまわりの人たちに実践できる親切である」と書かれていました。
それを読んで、心にとめ、日々のなかで意識して実践していきたいことだなと思いました。
では、それを紹介します(^-^)
無財の七施
①眼施(がんせ)
慈しみに満ちた、優しいまなざしで接すること。
②和顔施(わがんせ)
和やかな、微笑みのある顔で接すること。
③愛語施(あいごせ)
思いやりのこもった優しい言葉をかけること。しかし叱るときは厳しく、愛情こもった厳しさが必要である。思いやりのこもった態度と言葉を使うこと。
④身施(しんせ)
身をもって奉仕すること。人のために進んで行動すること。
⑤心施(しんせ)
思いやりをもって、心をこめて接すること。人の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取ること。
⑥床座施(しょうざせ)
座席や立場・地位を他の人にゆずること。
⑦ 房舎施(ぼうしゃせ)
風や雨露をしのぐところを与えること。困っている人を助けること。
以上が「無財の七施」と言われている実践であるようです。
わたしは・・・実践できているところもありますが、できていないところもあります(*^_^*)
少しの親切がうれしい
自分が人に親切にしてもらうと嬉しいように、まわりの人たちも人に親切にしてもらうと嬉しく思うのではないかと思います。
そして、少しの親切でもその時その人の心情によって、心にじんと沁み渡り、人の心を大きく動かすことがあると思います。
わたしはつらいときに優しい言葉をかけてもらうと、ぐっと胸に込み上げるものがあり、涙が浮かんでくることがありました(。・ω・。)
つらい状況にないときでも、人の優しさ、思いやりはとてもあたたかくて、うれしくて、心が和らぎます。
おわりに
忙しさや自分に余裕がないと、つい自分のことばかりになってしまって相手の状況を考えることができないこともあります。
でも「一言」が心に残るように、少しの親切も心に残るのではないでしょうか。
自分が親切にされて嬉しかったことがあるように、まわりの人たちも親切によって心があたたかくなれば嬉しく思います。
人に何かをするときに、お金やものがなくても、やさしさや思いやりの気持ちを持って接することは、とても大切なことであり、自分も誰かも幸せな気持ちになることにつながると思います(^-^)
「無財の七施」に書かれていることを日々行うことは、なかなか難しいこともあります。
でも幸せな気持ちになれるのだという目的があると、意識してやさしさや思いやりを持った言動がとれるのかなと思います。
日々のなかで実際できないことも多いですが、そのことを忘れないために、自分に余裕をもち、やさしさと思いやりの気持ちを大切に人と接していきたいなと思います。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。