「自分にまっすぐに生きてたら、うまくいくよ。」
先日、職場である90代の女性の方がそう話されました。
その方の話を聞くと、その方は若いころから苦労されてきて、辛いこともありながら、でもまっすぐに、感謝の気持ちも忘れず生きてきた様子が伺えました。
そして今、幸せだと思える現実を見ることができているのだと思いました。
この言葉を聞いて、わたしは自分にまっすぐに生きているだろうか?と考えました。
今回の記事は、その関わりを通しての思いを書いてみました。
まっすぐに生きるって?
「まっすぐに生きる」ってどういうことなのだろう?
わたしが考えた「まっすぐに生きる」とは、
自分をごまかさず、自分の心に素直になること。
自分の信念をしっかり持つこと。
なのかなと思いました。
自分がわからず、ごまかしてきた日々
以前のわたしは本当の自分が分からず、ごまかして、人に合わせ、人のせいにしてしまうことも多くありました。
でも、そこにはいつも苦しい自分がいました。
なにが本当の自分なのかがわからず、「自分がわからない」といつも思っていました。
いつも人に合わせて、ごまかして、しんどくなる。
人と会うと、いつもひどく疲労感がありました。
嫌われたくないから人に合わせ、そして疲労する。
そんな人との関わり方をしていたような気がします。
自分の軸が見えてくる。
わたしの転機は、自己肯定感を高められたときです。
そこで「自分」というものを知りました。
「自分はなんなのか?」
「自分は本当はどうしたいのか?」
「自分の好きなことはなんなのか?」
自分が本当に思っていることを知ることで「自分」というものが見えました。
そして深く深く考えていくことで自分がとても大切で、自分が好きだという気持ちを持つことができました。
自分を好きになることで、「嫌われると嫌だ」という気持ちから「別に嫌われてもいいんじゃないか?自分のことは自分が一番大切だから」という気持ちを持つようになりました。
嫌われるのがこわいという気持ちは、人から嫌われることで孤独になる感覚だったのかなと思います。
でも、もし人から嫌われても「自分には自分のことをわかっている自分がいる」という気持ちを持つことができました。
そして自分の気持ちを大切にし、自分を見失わず、自分の考えを伝えることができるようになってきました。
そうすると、人に合わせていたことで起きた疲労感も少なくなり、自分らしく人と関わることができ、孤独になるんじゃないかという恐れもなくなりました。
自分の心の声に耳を傾ける
生きていくためには、しっかり「自分」というものを持つことが大切なのだと思います。
そのためには自分の心の声に耳を傾け「自分はどうしたいのか?」と常に自分に問いかけることが必要なのだろうと思うのです。
人がどうしたいのか?と誰かのしたいことを考えすぎて自分を見失うより、自分はどうしたいのだろう?と思うことで自分というものを確立していき、自分の心が喜んでくれるような気がします。
わたしはやっと本当の「自分」が知ることができた段階なのかなと思います。
なので自分や人に対して「こうなりたいな」「こうしていきたいな」という思いがありますが、はっきり「こうだ」という考えにはまだ行き着けていないのが正直なところです。
いまは正直なところ迷いもあり、優柔不断なところもあります(^_^*)
これがはっきりして初めて「信念をもてた」ということなのかなと思うのです。
自分の心に正直であれ
人生って色々なことがあります。
でも色々な経験をすることが人生なのだと思います。
紆余曲折ありながらも「幸せな、いい人生だったな」と笑顔で思えたらいいのかなと思うのです。
そのために、自分をしっかり持って、自分に対して、人に対してどう関わっていきたいのか、どう関わっていくのかが大切なのかなと思います。
自分の心が本当に望んでいることに耳をかたむけ、行動していくことで自分の信念がもてたと実感できるのかなと。
前を向いて、未来に向けて、ときには勇気を持つことも必要だと思います。
これからもたくさんの出会いや別れがあり、新しい経験をすると思います。
でも、どんなときも自分の心に正直になり、自分や周りの人たちにわたしはどうしていきたいのか?と考え、感謝の気持ちを忘れずに生きていけたらいいなと思います。
そして、今回関わった女性の方のように、自分の生きてきた道がよかったなと思えるような、そんな人生を送っていきたいなと感じます(^-^)
では、読んでいただきありがとうございました♪