「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」という言葉があります。
この言葉は、心理学者であるウィリアム・ジェームズの言葉です。
わたしたちは楽しいから笑うのでしょうか?
笑うから楽しいのでしょうか?
たまごが先か?ニワトリが先か?みたいな話ですが、自然に考えられるのは「楽しいから笑う。」ほうだと思います_φ(・_・
では「笑うから楽しいのだ。」というのは?
じつは感情は行動によって生み出されると脳科学の視点からいわれています。
行動のあとに感情がくるということです。
あるストレスを与える実験で、無理にでも笑顔をつくった状態だと無表情の人たちよりストレスが低かったり、運動中に笑顔でいると運動のつらさを忘れるという実験結果があります。
笑顔なだけで脳が「楽しい」「嬉しい」と錯覚を起こすようです(⌒▽⌒)
脳の錯覚といえば「吊り橋効果」も脳が錯覚を起こしておこります。
吊り橋の上で告白すると、男女のカップルが成立しやすいといわれています。
これは、吊り橋の上でいるというドキドキが、ときめいているというドキドキと脳が勘違いしてるため、「この人に好意を持っているのだ」と思ってしまうようです・・・。
このように脳は簡単に勘違いを起こす性質があるようです。
そして「笑顔」のはなしになりますが、「笑顔」にはたくさんのいい効果があります。
まず、相手を喜ばせるという効果です。
人は誰かの笑顔をみると、脳のなかにある「喜び」をつかさどる機能が活性化します。そのため誰かの笑顔を見ると嬉しくなったり、笑顔でいると関わっている相手が喜んでくれるようです( ^∀^)
また、笑顔が大きくなるにつれて、その人自身の「活力性」「支配性」「女性らしさ」を高められ、より魅力的に映るということが研究でわかっているそうです。
そして免疫力の向上にもつながることがあるようです。
このように笑顔にはいいことがたくさんあります(^o^)
もし「ポジティブになりたいけどネガティブでしんどいな」と思うときは、思考ではなく行動からかえるといいようです。
ネガティブな状態になっている人が無理に「前向きになるぞ!」と思うと、自己矛盾をひきおこし、かえってネガティブ思考を深めてしまうことがあるようです。
ネガティブになっているときは客観的に「あ、今自分はネガティブだな」と自分をみて、思考を別のほうに持っていくという習慣をつくることがポジティブ思考にもっていく第一歩だそうです。
そして行動をかえてみます。
口角を上げて「笑顔」を作ってみるとそのネガティブな気持ちが軽減されて、さらに前向きな視点が取り入れられたりするかもしれないのです。
そしてさらに前向きなものをどんどん見つけていけるかもしれません( ^∀^)
「笑う門には福きたる。」です。
「楽しくもないのに笑えない」と思うかたもいると思いますが、よければ参考にしてみてください(^ ^)
この記事の一部参考とした本です↓
読んでいただきありがとうございました♪