わたしたちのからだは一つひとつの細胞からつくられています。
その細胞が集まり、骨格、筋、各臓器などとなりからだがつくられています。
そしてそれらのものがあるからこそ、私たちは生命として維持することができ、私たちが良好に生きていけるように動いてくれています。
たとえばケガをして出血してしまったとします。
でも少しのキズならすぐに止まり、日ごとにもと通りに戻っていくと思います。
そのときに働いているのが、血小板などキズを治してくれる細胞です。
そしてカゼやなにかの感染症のもとである病原体がからだの中に入ってくると、いちはやく反応してくれるのが白血球のなかの免疫細胞です。
その免疫があるからこそ、わたしたちのからだは感染症から守られたり、重症にならず治していくことができます。
からだには各臓器があります。
心臓、肺、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、腎臓・・・ほかにもありますが、これらはどこか支障がでると生きることができなかったり、困難を抱えながら生きていかなければなりません。
その各臓器は一連の働きをしながら生命を維持しています。
そして一つひとつをみるとそれぞれのところで、それぞれの役割をはたしながら働いています。
からだ全体がそれぞれの役割をはたしながら、わたしたちの生命維持という一つの目的に向かって働いているのです。
脳があるから生きるための知識を持つことができ、からだの反応を察知したり、からだを動かしたりと生きるための司令塔として働いてくれています。
骨格があるから歩いたり、走ったり、座ったりと動作をすることができます。脳や臓器も守ってくれています。
心臓があるから全身に血液をめぐらせることができ、からだに必要な成分を届けることができています。
食道や胃、肝臓、腸などがあるから私たちは食べることができ、食べたものを栄養としてからだに届け、不要なものを排出させることができています。
ほかの臓器もわたしたちが生きるために必要な役割をはたしてくれています。
そう考えると、からだ一つひとつのものが本当に大切なものだと思えます。
普段より当たり前に動いてくれていますが、一つひとつのものがあるおかげで生きていられるのだと思うと、当たり前だという一言では片付けられません。
一番身近にあるのは自分のからだです。
自分のためにこんなに働いてくれているものは他にないかもしれません。
身近すぎてつい見落としがちかもしれませんが、自分のからだに意識を向けてみると、自分のからだが働いてくれていることでこうして生きていられるのだということに気づき、感謝の気持ちを持つことができます。
そして普段から自分を大切にし、もし無理をしているなら自分をいたわることでからだが喜び、縁あって自分として生まれた大切な自分と長くいられるかもしれません(^ ^)
では、読んでいただきありがとうございました♪