こんにちは(^ ^)
「人は鏡である」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
日本には『人こそ人の鏡』ということわざがあります。
この意味は「他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなものであるから、他人をみて自分を改める参考にせよ」とあります。
自分が相手に「嫌だな」と思うことがあります。
例えば「この人は自己中心的だな」「悪口ばかり言う」「自分のことをわかってくれない」「批判的だな」など人に対して「嫌だ」と思うことがあると思います。
でもそれは自分にも同じところがあると言われます。
これを聞いて正直「自分はそんなことはない」と思いました。
でも「嫌だな」と思う時点で、自分にも同じところがあるということに気がついたのです。
自分が嫌だと思っているからしていないだけのこと。
でも気がついていないだけで、自分が「嫌だ」と思っていることをしてしまっていることもありました。
ここで相手に対して思うことが自分のなかにもあるのだと思い知らされます。
人の言動を通して、自分のことがうつしだされるのです。
でもこのことわざの意味には「他人をみて自分を改める参考にせよ」とかかれています。
人の言動をみて、初めて自分のなかにある考え・言動に気付いていきます。
自分が「嫌だ」と思うことを「していなくても自分が相手にしてしまう可能性がある」ということ「自分が実際にしてしまっていること」があります。
例えば・・・
相手の批判的なところが気になるというなら、自分も相手に批判していないか?
相手の悪い面ばかりに目がいくなら、自分に対しても自分の悪い面ばかりに目を向けていないか?
自分が相手にどう見られているのかが気になるというなら、人のことも厳しく評価していないか?
など、いろんな自分が「嫌だな」と思うことから、「自分がしていないのかな」と考えることでたくさんの気づきが見つかります。
そしてそこで自分の考えを改めるのです。
自分を受け入れられたいのなら、人を受け入れる人になる。
自分のいい面を見られたいのなら、人のいい面を見ていく。
人からの目を気にせずに生きたいのなら、人に対して厳しく評価しない。
そうすると本当に自分がしたい生き方ができるようになっていくのだと思います。
『人こそ人の鏡』
人間は完璧ではありません。
だからこそ、人の言動を通して本当の自分に気づき、そこをあらためていく。
人との関わりを通して自分が感じる気持ちを深く考えてみると、そこに自分を成長させるヒントがたくさんあるのです。
嫌なこと、不快なことは人生にはたくさんあります。
でもそれだけ自分が未熟であり、嫌なことの数だけそこから学べることがあるのだと思います。
そしてそこを学んでいくことで、少しずつ嫌なこと、不快なことが減っていくのではないかと思います。
みなさんも「嫌だな」「不快だな」と思うことがあるなら、一度自分の内心を見つめてみるとそこに大きな「成長」のかたまりが見つかるかもしれません(^ ^)
では、読んでいただきありがとうございました♪