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脳は変化するのか?

こんばんは(^ ^)

 

みなさんは、性格をかえられると思いますか?

 

以前に思考次第で運命を変えることができるという記事を書いたことがあります。

その記事↓ 

hanayuka-blog.com


わたしは性格は変えることができると思っています。

 

今回はそのことについて脳の話を踏まえて書いてみました( ^∀^)

 

脳は変化するのか?

このことについて、脳科学の観点から明らかとなっています。

 

英国の認知神経学者がロンドンのタクシードライバーの脳の中にある海馬という部位を調べました。



すると、一般の人よりもタクシードライバーの人の海馬が大きく発達していたことがわかったそうです。

 

海馬というのは記憶を司る部位です。



ロンドンは縦横無尽に走る通りが張り巡らされており、タクシードライバーはその広大な地図を記憶しているため海馬が発達しているとありました。

 

これにはタクシー運転手だから海馬が発達しているのか、海馬が発達した人だからタクシー運転手が務まるのかの疑問があったそうですが、さらに詳細な研究を行った結果、この疑問が明らかになりました。

 

脳は変化するということが明らかとなったのです。

海馬と扁桃体

海馬は記憶を司る部位ですが、その隣には扁桃体という部位があります。

 

扁桃体は緘黙症やHSPの人、不安や恐怖を感じやすい人たちに深く関わりのあるところです。

 

扁桃体は快や不快、不安や恐怖などといった感情面に関わります。

 

緘黙症はその扁桃体が過敏に反応しやすいため、不安や恐怖を感じやすく、防衛反応として症状がでているということが言われています。

 

また生まれつき扁桃体が過敏ではなかった人たちでも、ストレスを受け続けることによって扁桃体が活性化し、過敏に反応するということもある様です。

 

そしてその扁桃体と海馬は密接な関係性があります。

 

みなさんは「昔のことを思い出してください。」と言われれば何を思い出すでしょうか?

 

数年経っても忘れることなく、記憶していることがあると思います。

 

思い出すことは人それぞれですが、ある共通していることがあります。

 

それは「喜怒哀楽」といった感情が絡んでいるということです。

 

その感情と深く関わる扁桃体が反応した刺激が記憶を司る海馬に伝わることにより、長期的な記憶として残っているわけです。

 

これが不安や恐怖を感じた経験であると、その感情があるがため一歩進めないといった状況になってしまうのかもしれません。

 

脳の変化に有効な方法

あることを一定期間すると、扁桃体が小さくなるということが研究で明らかになっていることがあります。

 

そのあることとは、なんだと思いますか?

 



それはマインドフルネス瞑想です。

 

「今この瞬間に集中する。」という瞑想です。

 

瞑想のやり方や効果はあらゆるところで言われているためここでは書きませんが、実践したことがある人もいると思います。

 

また、瞑想を続けることの影響は扁桃体だけでなく、幸福感を感じる部分、左前頭葉前部皮質が普通の人たちよりも発達していることがわかっています。



ストレスなどにより過敏になった扁桃体に効果は大きいようですが、生まれつきの扁桃体の過敏さに対しての効果はどれくらいなのかということは調べた中では分からなかったのですが、少なくとも効果があるのではないでしょうか。



他にも脳を変化させる方法はありますが、ここでは瞑想を紹介しました。
また別の記事で書けたらと思っています。
 

さいごに

脳について調べるほど、脳は変化できるのだということを感じます。

 

対人関係において不安や恐怖を感じてしまう人たちが一番のカギとなるところは、扁桃体という部位だと思います。

 

不安や恐怖をいかに減らすことができるか。そこが重要なのでしょう。

 

扁桃体を変化させるために、マインドフルネス瞑想があらゆるところで書かれていたため少なくとも効果はあるのだと思います。

 

わたしも少しの時間ですが実践することで頭がスッキリし、客観的に物事を見る感覚が増えたような気がしています。



客観的に物事を見ると、その人が感じる不安や恐怖となる状況が起こったとしても俯瞰してみているので、落ち着いて状況を見ることができます。

 

マインドフルネス瞑想のほかにも脳を変化させる方法を実施することで少しずつ変わっていく可能性は大きいです。

 

脳はとても奥が深く、まだまだ解明されてないことがあるようです。

 

脳はどこまで変化するのか、私たちの可能性は何歳になっても分からないのでとてもおもしろいものだと感じます♪

 

この記事の一部参考本です。


読んでいただきありがとうございました♪


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