今回は「嫌なことはチャンス。」のpart2です。
前回の記事では「嫌だ」と感じたことから、自分が相手にどうしたいのかがわかると書きました。
「嫌だな」と思うことがあります→これが「嫌なのだ」とわかります→「じゃあ、どうしたいんだろう?」と考えます→「こうしたいのだ」という発想にいきつくわけです。
その記事↓
そして今回の内容は状況や物事に対してのことと捉えていただけたらと思います。
人はしたいことがあったとしても全てのことができるわけではありません。
もちろんできる可能性があることはできるようになるまでの方法を考えます。
これは大前提だと思います。
でも出来ない場合。
「受け入れる」のです。
「自分はこうしたい。でもできない」と思うことはあると思います。
例えば日常的なことでいえば、朝9時まで寝たいけど仕事があるためその時間まで寝れない、体をスムーズに動かしたいけど加齢や病気などで以前のように体が動かせないなど、小さいことから大きなことまで何かしらあると思います。
ある人がいました。
その人はある嫌な状況があり、それを解消したいけどやむを得ない事情があるため、したいことができないのです。
そんな時にその人がとった行動は人を責めるということでした。
その人が気になることを作っている原因である人を責めてしまっていました。
相手の嫌なことに焦点を当てると、さらに別の嫌なことを見つけてしまいます。
さらに嫌なところに目をむけ、さらに相手を責めていました。
(これが潜在意識の話で書いたように、無意識のうちに嫌なことを脳が見つけているということなのかもしれません。)
↓よければその記事
また別の人の話ですが、その人は自分を責めるということをしていました。
自分が嫌だと思って、こうしたいのにできないということがあると、自分や人を責めてしまうのだと思いました。
わたしにもそんな経験はあります。
嫌なことがわかると自分がしたいことがわかると思います。
でもそれが何らかの理由で何もかもが必ずしもできるわけではありません。
でもそれが出来ないからといって、人や自分を責めてしまうのは嫌だなと思ったのです。
誰でも自分が責められるのは嫌だと思います・・・。
脳の話になりますが、脳は複雑なようで単純にも出来ているようで、自分が人に対して発した言葉が自分に対してなのか人に対してなのかの区別が出来ないそうです。
なので人の悪口を言っても、それが自分に対して言っていることと認識してしまうそうです。
人を責めることは自分を責めることにつながるのです。
そして、出来ないことに対してこれは出来ないのだと「受け入れること」が大切だと思います。
そんなときの言動は「まあ、いいか」です。ヽ(*´∀`)
そして他の自分ができる面に注目していくのです。
「これができないけど、そこに気がつく自分の観察力すごい」とか。
自分や人を責めるマイナスなエネルギーより「出来ないけどこれができる」とプラスのエネルギーに変換する方がとても気持ちが軽くなります。
そうすると、相手の嫌だと思ったことがあまり気にならなくなり、責めることもなくなります。
「受け入れること」で自分も人も気持ちよくなれるのです♪
ここで「あきらめる」という言葉。これはご存知の方もいると思いますが、本来の意味は「明らかにする」ということなのです。
「あきらめる」というのは、出来なくて辛いのに・・・などといった悔やまれるようなネガティブイメージがありますが、出来ないことが明らかになった、自分のことが知れたというようなプラスの言葉なのです。
「本質が明らかになる」ということです。
だから「出来ないことは出来ない」とあきらめるのは、自分のことが知れた、明らかになったということでむしろいいことなのですね☆
そして他のできる面に目を向けると、もしかしたら新たな何かが見つかるかも知れません。
嫌なことはチャンスだと思います♪
でも出来ないと思っていても本当は出来るかもしれないこともあると思います。
そんなときはやっぱり「行動してみること」なのでしょう。
やってみないと分からないのです。自分が実際に経験してはじめてわかるのです。
その上でこれが本当に出来るのか、出来ないのかを明らかにしていくことが大切なのでしょう。
長々と書いてしまいましたが、「受け入れることの大切さ」と「マイナスな状況に踏みとどまるのではなくてプラスの面に目を向けていくと、新たな気づきがあります」と伝えたかったです。
では、読んでいただきありがとうございました♪