「人間のすべての悩みは対人関係である」と心理学者のアドラーが言っている通り、実際対人関係で悩んでいる人は多いのでしょう。
親との関係、兄弟との関係、友達との関係、職場の人たちとの関係・・・さまざまな人たちとの関係で劣等感やストレスを抱えている人が多いのだろうと思います。
対人関係で悩んでないという実感がない人でもよくよく考えると、結局は対人の悩みであるということもあると思います。
そのなかでも対人関係をそんなに深く気にすることもなく生きている人たちがいる一方で、対人関係を深く捉えてしまい、自信もなく人間不信に陥ってしまっている人たちもいるでしょう。
日々生きづらさを感じ、自分を責めたり、人を責めたりしてしまいます。
そもそも何が原因なのでしょう。
幼少期からの両親との関係性?
友達との関係性?
家庭環境のこと?
自分の容姿のこと?
きっとそう思う原因が必ずあると思うのです。
とても敏感な性質を持っているんだろうと思います。
親に言われた一言に深く傷ついてしまったり、人と関わるなかで人からの言葉に深く傷ついてしまったり。
その人が自信を持って自分らしく生きていくために、何か解決方法はないのでしょうか?
人は十人十色で「これが解決策だ」という決定的な解決策はないのかもしれません。
本当に人の心はみんな違うがゆえに複雑だと思います。
でも、わかることはみんな「自分を守るために生きている」ということです。
これは動物の本能的な話なのかもしれません。
動物は生きるために生きていると思うのです。
生きるためには守らないといけません。
わたしはわたしを守るために生きている。
全ての人の言動は「自分を守るため」ということが根本にあると思うのです。
自分をまず守らないと何もできません。人のことも守ることもできません。
ということは、誰かが発した心ない言動もその人が自分を守るためにしていることだとしたら?
自分を守るための反動で人に攻撃してしまうということもあります。
例えば、人が悪口をいうことがありますが、悪口の根本はそこにあるような気がするのです。
自分が満たされていないから自己嫌悪があるから、少しでも優越感をえたい、自分を満たしたいという気持ちで発してしまう。
結局は言う方も自分を守るためにしていることなのです。
言われた方は傷つきます。そこでまた「自分を守る」という手段をとってしまいます。
でも、そもそも「自分を守るため」というのはみんな変わらないということなのです。
ただ一人ひとり違うため「自分を守る」手段が違うだけの話です。
ということは、根本は「みんな同じ」なのです。
「みんな違う」という記事をこの前に書きながら「みんな同じ」と書いていますが( ;∀;)
「思考はみんな違います」
だから一人ひとりの考えを取り入れながら自分を成長させることができます!
でも「自分を守る」という根本的なところでは「みんな同じ」だということです。
そのことに気づいて、対人関係で少しでもラクになったということがあるので記事にしてみました♪
本当に色々な人たちがいるから「奥深いな」と思います。
奥深いから複雑だけど、本当は案外単純なのかもしれないですね。
とりとめもなく書いてしまいましたが、わたしの今の考えです。
つらい思いをしている人たちが少しでも自分らしく生きやすい人生を送ることができればと思います。
では読んでいただき本当にありがとうございました(^-^)♪