こんにちは(^-^)
わたしたちは同じ人間ですが、みんなそれぞれの環境で生きてきた背景もちがい、生まれ持った素質、性格、思考もことなります。
わたしたちは生きてきた過程での自分を取り巻く環境、親や兄弟、親戚、周りの人たちの思考、その土地の風習や宗教などにより知らず知らずのうちにそれらが自分の思考となり、さまざまな経験から自分の性格となっています。
また親や周りの人たち、学校などから「正しい」という考え方、常識、ルールを学び、それらがその人の「正しい」という思いをつくっています。
それらが「思い込み」となります。
今回はその「思い込み」についてかきました(^ ^)
思い込みは過去からの自分の経験・自分が見聞きした情報をつなぎ合わせ、あたかも全体を把握したように認識し、それ以外の情報を排除してしまうことにより生じています。
簡単にいうと、脳が「こういうことですよ」とはっきり示してくれているのです。
思い込みは人が生きていくうえで必要なことであるため、脳の自然な癖であり、人には必ずあるもののようです。
でも、思い込みは人により違います。
人とはちがうのにも関わらず、それがその人にとっては「正しい」ものと思い込んでいるからこそ人はしばしばトラブルになったりします。
「思い込み」は脳のクセであるため誰のなかにも必ずありますが、それが強すぎると他者の意見を取り入れられず、人間関係に支障が生じたり、思考の幅が広がらなかったりします。
それを解決する方法は、「人それぞれの考え方がある」と理解すること、そして自分の思い込みに気付くことなのでしょう。
いきなりですが、こんなおもしろいものがあったので紹介します。
下の図を見てください。↓
この2本の矢羽をつけた線分はどちらの方が長く見えますか?
実はこの2本の線分は同じ長さなのです。
おもしろいのは同じ長さだと知っても下の方が長く見えてしまっていることです!
これは「ミュラーリヤー錯視」というものです。
この錯視のメカニズムの説明にはさまざまな説があるそうなのですが、同じ長さにも関わらず脳はこの2本は違うと解釈していますよね。
脳はあたかも正しいという判断を意識として表してくれていますが、実際は正しくないことも多いのです(´・ω・`)
それを「思い込み」の話につなげると「自分はこう思っている」と思っていることも、実際はそれが正しいとは限らないのだなと思います_φ(・_・
前回の「思考」についてかいた記事で思考は十人十色であるということをかきました。
同じ「モノ」でも、イメージするものは一人ひとり違います。
その記事↓
人の思考は一人ひとり違います。まずはそこを認識することが大切だと思います。
そしてさまざまな考えを通し、初めて「自分の思い込み」に気付くこともあります。
「自分の考えが正しいんだ」と固定化せずに、いろんな人の意見を取り入れることが大切なのですね。
わたしも「思い込んでいること」が多くあると思います。
思い込みは悪いことではなく、それがその人の個性も作っています。
でもその「思い込み」がネガティブなもので固執してしまうと、本来ならしんどい生き方をする必要もないのにネガティブな思い込みであるがゆえ、自分で自分を苦しめてしまう人もいるのではないかと思うのです。
なので自分の思いが「これは思い込みなのではないか?」と一度疑ってみることが必要なこともあるかもしれません。
人は「思い込み」をするものです。
でも一度「思い込み」を客観的に見て、自分が「こうだ」と思っていたことも思い込みであるかもしれないと思うと、人生の幅が広がり、本当に自分が生きたい生き方を見つけることができるのかもしれませんねo(^o^)o
では、読んでいただきありがとうございました♪