こんにちは。
前回は思考が運命を作っていくという記事をかきました。
それに関連して、今日はその「思考」について記事をかきます。
思考は十人十色
人は同じモノを見ても、見る人によってそのモノの見方に違いがあります。
例えば「星」と聞いて、何をイメージするでしょうか。
- 自分が見たことのある星空
- 写真や動画などで見た星空
- 宇宙空間
- イラストの星
- 五芒星
- 光
- 星の王子さま・・・などなど
同じ「星」という単語でも人によりさまざまなイメージをされます。
10人いれば10通りの見方があるのです。
「自分が考えていることを相手も同じように考えているんじゃないか」と思うこともありますが、人により思い浮かぶイメージは違うのです。
思考はどのように作り上げてきた?
思考は過去のさまざまな経験からその人の思考が作られています。
幼少期からの家庭環境、両親の考えや育った地域での常識、保育園や学校であったこと、友達や恋人との間で起こったこと、親から叱られたことなどさまざまな経験が、知らず知らずのうちに自分の思考として定着しているのです。
ポジティブ思考とネガティブ思考
思考を大まかにとらえるとポジティブ思考とネガティブ思考があります。
「わたしはネガティブ思考だ。」「わたしはポジティブ思考だ。」といいますが、ポジティブ思考の人も完全にポジティブではなくてネガティブな面もあります。
なぜなら人間は元来、ネガティブなことに目を向けやすい性質を持っているそうです。
狩猟時代の人間の祖先たちが生き残るためにネガティブなこと(危険なこと、不快なこと)に注意を向けてこれたからこそ生き残ることができたそうです。
そのネガティブなことに反応する機能が脳のなかにあるため、ネガティブな性質は誰にでもあるそうです。これは動物のなかにもある本能的な脳の機能です。
そのネガティブな性質があったとしても、過去の経験からさらにネガティブな面に目を向けやすいのか、ポジティブな面に目を向けやすいのかにわかれます。
ネガティブな考え方はマイナスイメージがどうしてもありますが、ネガティブ思考でもメリットはあると思います。
でも、ポジティブなことに目を向ければ向けるほど幸福度が高くなるという研究結果もあったり、本人の感じ方にしても、ポジティブの方がメリットは多いのかもしれません。
思考は変えられる
「 過去から定着してきた思考なら変えられないんじゃないか」と思うかもしれませんが、思考は変えられます。
わたしも過去は緘黙症で全く話さなかったですしネガティブ思考の強い人間でした。しかし今では結構ポジティブな性格だなと思います。
「ネガティブとポジティブ」どちらの割合が多いですか?といわれると、「ポジティブな面が多い」と答えます。
あと以前は嫌なことがあると結構引きずっていましたが、今では一日経つと忘れたりして、気持ちも楽に考えられるようになりました。
考え方次第で本当に変わりました。
今日、明日一気に思考が変わるというわけではないですが、着々と変わっていきました。
もし、ネガティブ思考で人生がしんどいと思う方がいるのなら、自分の本質を大切にしながらポジティブな面をより多く感じられるようになればいいなと思います。
なかなか奥の深い内容で伝えたらないこともたくさんあるので、また別の記事でかきたいと思います。
では今日はこの辺で。
読んでいただきありがとうございました。